許されますとも。 ここはお客さまの食べたいものをお出しするお店ですから。[老婆はにこにこと笑う。>>32レタスでも、トマトでも、と歌うようにつづけた後、少女の遠慮がちな声に] 大丈夫ですよ。[と、中身がいくらかも確かめないままに頷いた。]