[ふらふらと歩いていれば、 いきなり後ろから肩を組まれた>>28。 反射で捻じ伏せそうになった身体を何とか止めていたから、 妙に固くなってると思われたかもしれない。 まあ実際、明らかにヴァルハラ兵だろう姿を見て、 たとえ隻腕だろうと怪訝そうな顔をしたわけだが。] ……音が煩い場所は、あまり好きではない。 ……ことを、ここに来て知った。[ついでに酒臭いのも苦手だと、話しかけて来た男で理解した。 どうやら己が弄っている器官は、祭騒ぎには不向きなようだ。]