ねえ、おじさま。 ──ウチのボスをやったのはあなた達かな?[これを聞かなければ、何もかもが始まらない。女王が頂点に君臨するのが、アリシアにとって最も良い形だったのだ。まさかあなたたちと、今蹴落とし合う必要は無いよね?と。それはあの邪魔な太陽を消してからでいい。もっと互いに力をつけて、憂いが無くなってからでいい。あるいは争わず、ただ結果のみに委ねればよかった。言葉の外、生の光を灯した瞳でそう問いかける。 ──さあ、お話しをしましょう。**]