[手紙を二等兵に託し、大尉を呼びつけようとしたところで運良く大尉本人がやって来る。] 「閣下、恐れながらお話ししたいことがございます。」 丁度良いところに、大尉。 私も大尉と内密に話したくてな。 場所は?噫、良いだろう。では行こうか。[王からの手紙を懐に入れ、ついでに司書室へ返そうと『星の旅人』を携え評議室へと移動する。大尉が上手く隠した憎悪の目を背後の将は見逃した。気付けていたなら、此処で何か変わっていたかもしれぬのに。]