>>32
(覗き込んできたあなたと視線があうと、言葉を探すようにはくはくと口を動かす。逃げるように目を逸らし空いている左手で自身のマフラーを引き上げると、崩れはじめた表情と火照った顔を隠しぽつりとこぼす)
……ご迷惑では、ないですけれど……あまり慣れなくて。
(ポケットの中の右手にきゅっと力をこめると)
ああほら、ええと、あっちのお店に行くんですよね?
夕方からは幽霊探索ですし、時間がなくなる前に早く行きましょう!折角頂いた“凄く良いもの”ですので!(とお店の方向に向かって引っ張るように歩き出した)