[>>30確認される、こちらにされた事に一つ一つ頷きを返す。あの歌と彼の言葉とがリンクする。『正義か悪か それですら 一つの色ではない 一つの音じゃない』いくら自分は正義だと彼女らが謳っていても、竹村茜から見たら悪だ。竹村茜が自分がどんなに悪くないと言っても、彼女たちからしたら悪になる様に。伸ばされた手を、竹村茜は避けなかった。一瞬震えたが、撫でられると視線を伏せるだけ。でも。]