── ルミの牢獄の前 ──[自身の牢獄へ行く道中、ふと声をかけられた。>>26 あどけない少女のように結われたツインテール。 しかし、傷んだ毛先と暗い目がアンバランスな危うさと不健康な魅力を感じさせる不思議な女性だった。 愛してあげたの? そう聞かれれば、ふぅむと顎に手を当て考え込み] 殺 我輩、たくさん愛しておりますよ。 それはもうたくさん! 素敵な貴女もそうですか? クフフッ、お揃いですなァ。[狂気的な愛に、狂気的な殺意を返そう。 狂った者同士朗らかに笑いながら恭しく一礼]