>>37>>38 ラスティ
あぽぉ…こっちの果実飴ね。
これもキラキラしていて、宝石みたい…。
[口の中のパチパチにも少し慣れてくる。舌で転がすたびに楽しく弾けてなんとも面白い。あなたの口から飛び出たのは少々耳慣れない響き。しかし言葉が意味せんとすることは何かすぐに辿り着き、視線を移した]
イカ焼き、食べたことがないの。
とても良い匂いがするから、美味しいのかしらと、気になって。
ええと…300ポキャね?
[ソースの濃厚な香りは鉄板に熱されてそれなりの範囲に届いている。あなたが注文してくれたので、値札を見て財布を取り出し300ポキャを支払おうとする]
…そういえばわたし、ここに来る途中でお花畑を見つけていくつかお花を摘んできたの。
ラスティの果実飴の周りを飾るのに使えたりとか、しないかしら。
[ポシェットから取り出した袋からさらに取り出したのは、小さなブーケ。どれも野花だが、根本は紐で括って水で湿らせた綿を切り口に付けてある。何かに使えないだろうかと恐る恐る、あなたを見上げて]