――そんな日々・帰り道――
[見た目で明らかにダメそうなら辞退するだろうし。
そんな風に信用(?)していたのだけれど。
ピギー>>36の反応には無情にもこくりと頷いた。]
お酒飲む人って辛いの得意そうなイメージあって。
[この頃にはピギーはそこそこお酒を飲むと知っていた。
屋台の人や食事処の人、さすがに働くのは反対されたが、夜だけ開く酒場の人とも話す機会があったからだ。
こちらが最初引き気味でも、フレンドリーな人が多く、最近では身体を硬くしながらでも話せている
さて、オオカミの口に消えていく焼き鳥串。
ピギーは心(しん)の勇者となり得るのか――。
オオカミ頭の瞳と背景が炎のように燃え上がって見える。]
……美味しい? よかった。
[目を丸くして嬉しそうに手を小さく叩いた。
なんせ挑戦者は多数現れるが、勇者は一握りなのだ。]