[そいつの狙撃に注意しつつ、何とか地を這い前に進む。当たったのが外装だけでよかったと心底思う。バチバチと音を立てる右腕は、肘から下への命令を無視した。動けねえこいつを狙わないでくれよ…!と何度も祈る。後衛部隊のもとに辿り着いたときにはもう汗だくで。まともな思考はほとんどできなかった] …あいつ…なんで撃ってこなかった…?[もう一度やつの方を確認する。どうやら、戦意はないらしいが…と思案する。 そこでようやく遅れて通信が届いた。>>#4>>1>>2戦いは、終わったのだと]