>>36ゆっくりで構わないからさ。ちょっと冒険してみたい気分なんだ。[彼女が急なお願いに困惑するのは当然のこと。悪いねぇと言わんばかりの声音と悪びれない表情で急かすことなくお勧めを待ち]へぇ、いいね。マスター、それもらえる?[注文すること暫し。届いた酒を見て、ほぅ、と思わず声が漏れた。]これは綺麗な淡緑だね。果実の匂いもする。二つ……いや、三つか。うん。確かに甘いけどクドくない。ありがとう。お礼に*コーヒーゼリー*でもどうかな。