[いつかは式を挙げたいなって思いはあったけど、秋の節目がいいかなってライトには話して。
フローラにも、リトリコ先生にも、ラヴにも、どんな衣装を準備しようって相談しにいったりもして。
髪に飾る二輪の花はフローラとお揃いの髪飾り
できたブーケは誰に上げたらいいんだろうって笑いながら。
皆で幸せの階段を登る時間もかけがえのないものになっていく。
でも挙式の時の主役は私だけじゃないから…]
ライト。いつもありがとう。
ライトが居てくれて、私はずっと幸せだよ。
[家で二人きりの時に大好きな旦那さんの肩に頭を乗せてぴったりとくっついて微笑みを浮かべた。
旦那さんとして私のことを守ってくれて、私のために頑張ってくれて、ライトが傍に居てくれるのは全部当たり前なんかじゃないから。
アッシャー祭での首飾りの代わりに、溶けない魔法をかけた鈴蘭の花の形をした飴を渡したくて。
はいって包みを渡すのだった。]**