その日までのこと
[聖子を家まで案内した日の後、家の方に行ったのは一度だけではなかった。
異邦人女の子同士の買い物があった日からは聖子が良いならと連れ出す。
戻るつもりなら別の場所を望まれるだろうし、残るなら家を見て足りないところを買い足していくことになる。
特にトイレ問題がそうだろうがランディの家は宿舎ほど防音はしっかりしていないのでそこもだろうか。
他にも至らぬ点があるやもしれないので改善をしていくことになる。
戻らない場合は流石に全員戻らないことはないだろうと聖子の家族に宛てるものも用意しなければならないし準備しておくことは多い。
流石に全員残るなんてなぁ聞いていかないとわからないことである。
戻るならば逆に家などは不要になるので物品を処分して貴金属に変えていくようになるのだが聖子の心積もり次第である。
残りの日数が少なくなるにつれてやることは増えていく。
ランディは聖子と一緒に忙しない日中と、濃厚に睦み合う夜を過ごしながら日々を過ごしていた。
特に誘ってるような下着と寝間着を用意された日は燃えに燃えた]