声が、
[大きいよジキセイ、大きい。>>41>>42
皆まで言う前に謝罪を受けとれば、続く苦情の言葉は出なかっただろう。]
では、資料不足で
機材のチューニングに支障が出る
…と言った感じで
[そういう感じで追加資料をせびろうか。
この施設に送られた時点で既に終わったと判断されている彼らの扱いは、例外を除き、既にどうでも良いものとなっている。
資料が不足していると言えばアッサリ送ってくれる筈だ。
どうでも良い者達、故に。
彼が救いたかったニンゲンの話と、行方を捜す行為を懇願する言葉を聞き、何度か頷く。
さて、彼が手を伸ばし、つかみ取りたかった情報はそこに有っただろうか。]