[日が登り始めれば、目の前に広がるのは悲惨な戦場だっただろう。
一晩もせず伝わった
公爵の失踪に、
暴徒たちが湧き上がり、そこらじゅうで乱戦を続ける。
侵略行為を始めたのは『BloodSun』だけではない。
それよりも弱い、命を懸けた一発逆転を狙うものや
人間たちを正しき在り方に戻そうとする『正義感』、
はたまた全人類を機械化人類としたがるカルトども
>>0:355の亡霊
>>0:379が混乱した人々を妄想へと誘い、
かつてあったあの組織のように人々を機械にすればこの地獄は救われる!と、一部では殺し合いも起こっていた。
機械化人類も人間も、等しく同じ玉座に手を伸ばし、そしてことごとく花火を散らしていたことだろう]