何年もそんなことをやっていたものだから、増長、油断、慢心…そういうものも、あったのかもしれない。或いは…自分たちに、自惚れ過ぎていたのかもしれない。何があっても解決できると、自信を持ち過ぎていたのだろう。私たちの満たされた日々は、唐突に終わりを迎えた。あるリージョンでの依頼。簡単な依頼だと思っていた。特に危険もなく終わると信じていた。けれど、そこで私たちは大事故に巻き込まれる。