>>41>>42フェイちゃん(>>45)
[昼間の喧騒が嘘のように静まり返る夜。祭りの舞台は宿屋や酒場等に移っているからでしょう。
月明かりが僅かに差し込む大樹の影の広めで平たいベンチ―――浮浪者の男が住み着くそこで、遅めの夕食を食べていました。
小さなナイフで干肉を削っては口に運びます。]
フェイちゃん…大丈夫かな…。
俺ちゃんを振り払えるくらいは力が強かったけど、病み上がりだと思うしなー…あー俺ちゃんまた何も出来なかった。
[最後の一欠片を乱暴に放り込んで、飲み込みます。少しでも体力をつけようという心意気のようですね。ええ、ポジティブなのがこれの良いところ。]