───。 うん、そっちの君も随分垢抜けたね。[落ち着いた彼女がその時の第一人者であるとわかったのは、隣にいた『ウィル』のおかげだったとも言える。僕の中の誰かは火が苦手なコも居たかもしれない。けれど、『僕』としてなにかに恐怖したりとかは、あまり無い。本質として、僕とウィルは同一の存在だ。彼女が恐怖をしないのであれば、いち友人として。]