[中を開きはしなかったが、それなりに厚みはある。] もう一杯だけ紅茶をもらえますか? ……今度は、 少しだけブランデーを入れて[少し思案した後、注文を。先ほどよりずっと低い男の声だ、少し気恥ずかしくなって、こほんと小さく咳払いひとつ。]