>>47 ミィ
[なんだ先払いか。
と思ったのも束の間。回る硬貨を眺めて、それで?→手を出す]
なんだ。良いのかい。
ワタシが盗人だったらさキミ、このまま走って行ってしまうよ。……随分な身なりだ、まぁ。それでもいいのだろうね。
[渡された硬貨は饅頭代には少し多く。……そうでもなければ店主に勉強して貰おう。2つ受け取ったうちの一つをそうだな。男爵に]
つれないことを言うな友よ。
直ぐに用意しようそこに治れ。
——では。
笑う強盗(がんどう)提灯劇団、笛吹きラトカが、この出会いに1曲。
滅多にないことだ、涙すると良い。
[饅頭は一口で丸呑みに。
欠伸混じりに、細く不気味な笛の音は、本職とは似ても似つかわず。]