……あ、詩ちゃん。待って、一緒に行こ。
[>>34習慣が身についたのか今でも僕は彼女とよく一緒になる。
欲を言えば行きしなも一緒が良かったけれど世は無情だ。
僕の方は荷物は宅急便で送ったので宿のお部屋に運ばれているだろうから最初から目的地一直線だったのにこうしてすぐに出会えるのは運命ではないかと心を躍らせることが出来ない心境なのも辛い。
はにかみながら隣に並び話しかけていく]
あの、さ……今日も、よろしくね?
[手を繋いで歩きたいな、でも嫌がるよねと程々の距離を保ちながら歩いて行く。
>>#2目的地は廃ビルだったかと配布された旅のしおりを眺めるが終わったら温泉に入れるらしい]
温泉、楽しみだね?
どんなお宿なのかな。
[話しかけてはいくがどこまで答えてくれるだろう。
心配していることは任務ではなく彼女のことばかりだ**]