[ところで別の問題として、来園客がパレードに夢中になっている時こそ、普段大行列や混雑でなかなか行けていないアトラクションに行ってみるチャンス!! というのも遊園地あるあるとして語られるとか語られないとかとのことだが……。
この夜の遊園地は“夢”見るものだけの貸し切り状態であり、そもそも混んでない。なのでパレードタイムの恩恵も特にない。たぶん。]
ご馳走様。ここの料理、すごく美味しかった。
「漢中飯店」のオーナーにも教え……失礼、こっちの話だな、これは。
ふたりの剣士の心打つショー共々、ありがとう。
[ともあれこうしてヘローは飯店を後にし、ひとり、夜の夢にあって更に夜の暗さに満ちる(と大雑把なパンフレットに書いてあった)ホラーエリアへと歩き出す。
なお中華風の褙子は、電子的アバターが如く瞬時に通常衣装に変換して返還……なんてもったいないことはせず、ちゃんと物理的に脱いで貸出カウンターに返却した。**]
→ホラーエリア