ちょっと腹ごなしに館内歩いてくるよ。[彼女はどうするだろうか。 共に行くのなら連れて行くし そうでないならまたいつか、と別れよう。 まるで除夜の鐘のように、 音が鳴るたび、なにかが昇華されていく感覚。 多分もうすぐ、終わるのだろう。 そして始まるのだろう。 残り少ない時間を意識しながら 廊下を歩いている。]**