ー集合場所ー
[俺自身は身なりにはそこまで頓着はしていない。髪が少々ボサボサだったり寝癖がついている事も、まあ…朝が慌ただしければなくもない。
そんなだから男の一泊となれば荷物なんて最低限でも良さそうなものだが、そうはいかないとわざわざ実家から来た目付の爺に着替えやら荷物をしっかりチェックのうえ持たされたのは、泊まりがけの任務に詩音が一緒だからだろう。
わかってる。卒業も近いからな。
待ち合わせ場所で見つけた詩音は>>18いつも通りぱりっとしていたと思うが、心なしか憂鬱そうにも見えた。]
……よお。詩音。よろしくな。
そんな難しい任務でもないらしいけどさ。
気を抜かずに行こうぜ。
[声をかけにくい雰囲気にも見えたが、さすがに挨拶はきちんとしておくのが筋だろう。それは心がけている事だ。その後の会話がどう転ぶかはまた別の話かもしれないが**]