──ラピスくんからの伝言──
[私の元へラピスくんからの言葉を携えた小鳥がやってきたのは
>>2:-78、シーシャと共に地上に降りて、残りの時間、目一杯遊園地を楽しもうと、どこに行こうかと話しながら、歩いていたときでした。]
………そっか、会えたんだね。
[私は小鳥を指に乗せて、小さく微笑みます。
シーシャは“あの子”の名前がラズリと言うことに、レオーネくんが知っててラピスくんの名前を付けたのかもしれないと考察していました。]
私も本音、話したよ。
相手はラズリちゃんとは全然違って、口が悪かったけど。
『ほっとけ。』
[そっぽを向くをシーシャを他所に小鳥を通した伝言は続きます。
せっかく、素敵な名前を付けて貰ったのだから、ここに居る時は子犬になってもらうのもアリかもしれないなどと冗談を口にしていると、話は現実世界のラピスくんのことになり、スクラップにされると聞いて私は言葉を失いました。」