星狩りの国-暁の街-

21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して


曇硝子 スイッセス

  前の所有者は。……亡くなりました。
  この船旅は、ある意味の私と彼女の
  最期の旅行…かもしれません。

  私は彼女の「夫」を模して作られているのですが、
  この旅が終わるまで…そのままでいてほしいと。
  それが彼女の遺言でして。


[俯いた私の瞳は、眼鏡に隠れて見えないだろう。むしろこんなに簡単に人は、涙を零さないのではないか。
でも私は亡き所有者、ドロシーの事を想えば丸眼鏡の硝子を曇らせるのである。
それが私の想いなのか、ドロシーの望んだプログラムかというのは、私にはわからない。

静かに湯をペーパーフィルタ―にセットした粉に注いでいく。湯を吸った粉は膨らんでいい色合いを見せた。
彼女を待たせて申し訳ないが、もう少しかかる。]*

(53) 2024/05/29(Wed) 20:55:47

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