[シトゥラが銀河語の手紙の書き方の研究に使ったのが、その殆どが誰かが大切に保存していた恋文──ラブレターであったことを、シトゥラはなんとなくわかってはいたけれど。おじいが、そのせいで表現の出力が偏っているかもしれないと心配していたことまでは知らなかった]