星狩りの国-暁の街-

5 【半突発誰歓RP村】映画 ─玉響に“なけ”─


3-A 幸阪結月

― 晩春/下駄箱付近 ―

[何かが破裂するような音が響いた。
今日も今日とて図書室での仕事を終えたのだろう。
幸阪結月は夕暮れの廊下を歩いていた。
小柄な彼女の横を女子生徒が走り抜けて行く。>>0:168
自然と視線は彼女が来た方へと向いた。]

 ……。

[その瞳の色は、図書室にいる時>>0:372とあまり変わらない。
一瞬驚きに目を瞠ったが、最後は微かな迷いだけを残す。

だって、外から見れば友人の喧嘩のようなのだ。
幸阪結月はどちらかに肩入れして怒るような正義感もなければ、
傷ついた顔をする彼女へすぐに駆け寄って気遣う優しさもない。

ただ、何も見なかったことにできるほど強くもなかった。>>0:149]

(53) 2023/03/03(Fri) 22:39:22

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