ぁあ…言ってたな。そろそろだったな。
[誕生日といわれて思い出す。
旅人が帰るための門が開く日の少し前だったか。ということはもう目前だ。]
誕生日は…それぞれだろ。ちょっとだけいつもより豪勢になって長男は祝われるぐらいじゃないか?
[あまり感心のなかった事柄で、世間話程度に拾った情報だけを口にしつつ、ケーキか。と、これまたあまりしらない分野だ。働きだした今となってはイヨリのほうが詳しいかもしれない。
夕飯の話が間に挟まったり、深呼吸をしたりするので、どこかで祝うか?とでも聞いてみようかとデリカシーなく聞こうとしたが、ぎりぎり間に合った>>43ようだ]
どんぐらい飲めるかも知ってたほうがいいもんな‥…外でか?
[身体を揺らしながら返事を待っているイヨリへと、希望を聞いて]
じゃ、イヨリが魔法がもっと上達したらその日はゆっくり飲むか。
[上達したらというような、意地悪なことをいいながら、その日のことを約束するのであった**]