あと2週間ぐらいかな。伝えとこうと思って。
[それでもやはり伝えておくべきだろう。
花壇か図書室か、あるいは3年の教室だったか、飯島に
帰国の件を告げる。
準備でばたついているから、学校に来るのは今月までだと。
相変わらずの無表情に淡々とした口ぶりで。]
世話になったし、挨拶。
なんか送ろうとか思ったけど、
あんたそういうの負担そうだから。
[ジュース一本でさえ遠慮するのだ。>>2:56
気にすることないのに。は、彼と話していて何百回となくのぼった感想だが、それが性分ならそれ以上求める気はなかった。]