[そしてぽつりぽつり、言葉を紡ぎます]
…僕は、今は『ラピス』っていいます。
……レオーネ様がお名前をくれました。
僕には昔、主様…いえ、『オトモダチ』がいたんですけど…
…星空を見ていて、高いところから落ちたんです
それで、にどと 会えなくなったんです。
僕は…壊れてしまって。
その子の名前も顔も覚えてないのです。
覚えてないまま、誰も迎えに来てくれない暗闇に一人で、ずっといることになって…
……だから、その。…ニンゲンサマ…あなたも。
そうなったら、それは、あなたから、笑顔がなくなってしまうことな気がして……それだで、思わず、声を、かけたのです
…夢から覚めたら何もない、ガラクタな僕とちがって
あなたは、生きてるようなきがするから
だから、落っこちて、ひとりぼっちになってほしく、なかったんです*