……あ。
[今まさに考えていた相手に呼び止められて立ち止まる。>>49
なんでか昔から、妙に登下校のタイミングが一緒になることが多いのだ。
それが五十嵐家の画策だとは知らないけど。
会ってしまった以上、無視するわけにも行かない。
気まずさを覚えながら隣を並んで歩く。]
んー…… …… ヨロシク。
[生返事しながらはにかむのをちらりと見て、またすぐに視線を戻した。何がそんなに嬉しいのかはわかんないけど…]
あー、さっきちらっと寄った時見た感じだと
古いけど結構いい宿っぽかったよ。
母さん情報だとご飯が美味いんだってさ。
[などと話しながら道を行く。**]