……ひとつだけ 君に嘘と思われても仕方ないけれど 私は……君とあの子の、鳥の約束が 叶えばいいとは……思っていたんだ。 ………………。[ 告げる口調は、王の側近のもの。 ここで"私"のまま、貴方にこれさえ否定されれば 私は今度こそ 何をしてしまうか分からなかった。 真新しい鉄屑も、古びた金属片も入り交じった箱を 貴方は開けてくれるだろうか。 ]