ー現在:ヴァルハラに向けて帰還中ー
[背後からぶち抜かれないよう、しんがり組に警戒してもらいながらしばらく歩く。
ある程度歩けば、軍事基地へと向かう大型輸送機体が何機か生きていたため、
キズが深いかつまだ生き残る余地だけはありそうな
負傷兵を載せて、中で手当しながら運ぶことにする。
当然ながら、俺様は治療のために乗り込む組。
機体内のチーム分け用のコンパートメントごとに
どんどん負傷者は放り込まれてく。
血の匂いとうめき声、バチバチという火花の音が
広がってくこの感じは、とてもではないが
言い表しようがない]
……こっからが本職なんだよお、俺様ちゃんをこんな風に使い潰しやがって…
[撃たれた右腕の状態を再度確認する。>>43
脳からの指示を飛ばすパーツが吹っ飛んだせいで、
肘から先が動かなくなってしまったらしい。まずはこの治療から。]