[ぽつり、独り言ちるように零したのなら とりあえず、鍵をポケットに入れ、みかんを手に 羽の生えている女性の方へと。] 大丈夫です? 皆みかん貰ってるんですね。 [ 明らかに人間ではない姿に 脳裏に若干の困惑のような嫌な感情もあれども 死後の世界ならなんでもありだし、それに ぽかんとした姿は困っているようにも見えたから。 声をかけてみた。]**