[アロールの方に向き直ると、訳がわからないままに事が終わった、というような顔>>54をしていて、男は小さく苦笑する。]
…まあ、助けたうちに入るかもな。
おれが助けてやった身の安全だぜ、気をつけろよ。
[茶化すようにそう言って、アロールの肩を軽く叩く。
どうしよう、と受け取った小石を見て困っているアロールに、男も同じようにどうしようか、と周囲を見渡す。
数秒、目を動かしていれば。
似たような色をした目に見える人物>>1:219を見つけることはできただろうか。
もし見つけられたなら、ちょいちょいとアロールを呼んで、その人を指し示すだろう。**]