それじゃあ膝枕をお願いしていいかな。
ぼくの部屋に行こっか。
[こっちだよとシュクルの手を引いて自分の部屋へとエスコートしよう。
歩く時には当然のように指を絡めて手を繋いで廊下の途中にあった扉の一つに向かう。
扉を開くと自分が使っている部屋だ。
向かって正面の窓際には机がありハーブやお花を置いている他は紙が何枚も散らかっている。
紙は見てみるとシュクルに贈った首飾りのデザインを描いているものなのはわかる。
右手の壁際にはクローゼットや壁掛けのフックがあり部屋に入るとサーコートを脱いでそこにかけておく。
ベッドは左手にあり一人用のもので一応シーツはなおしてある]
えっと、ベッドの方でいい?
[精霊の悪戯がどんどんと効果を発動していき顔はもう熱くてしかたがないほどで潤んだ瞳でシュクルを見つめて尋ねた*]