>>25ユーク
あら、まあ。それじゃ、こっそり悪事には使えないわね。
……ま、相手が同意してくれてたらいい話なのよね。
それなら、やっぱり10回分、頂くわ。
……そんなにかさばらない、よね?
[彼がそれ以上何か言わないなら、代金を支払って薬を受け取るだろう。少し浮く薬なんかよりは、色々と使い道が想像できそうな気がして、心持ち胸が熱くなるのを覚えるリナであった。――それに、いざとなったら意思の力で煙なんて気にしないよう催眠をかければいいだけの話だし。
と、急に年齢を聞かれて、少し狼狽した]
……せっかく若く見られてたのに、歳を言っちゃったら、なんだかがっかりされそうで嫌なんだけど……。
成人は、してるわ。それ以上は……
……そうね、もっと他にも私が面白いって思うお薬を紹介してくれたら、教えてあげてもいいけど……?
[なんて、ちょっとにやにやと笑いながら無理難題を持ちかけて。彼が興味を失うならそれでよし、気になって何か他にも変わった薬を持ち出してくれるならそれも楽しいかもしれないと内心ほくそ笑んでいた]