…ん、じゃあ、
[お話でもと、現れた選択肢にきょとんとした年相応の顔を一瞬返したが、それはすぐに気だるい雰囲気へと戻ってしまったか。]
お言葉に甘えて
[そう言いながら、先ほど彼が座っていた席の隣に、トスンと遠慮なく腰掛けた。>>50
足先は少し内股気味。子供っぽく、爪先をやや遊ばせて。
一度足先へ落した視線は、次に相手の顔を興味深そうに見上げただろう。]
おじさんも転勤で引っ越しとか、
そう言うの、なんですか?
[ホワイト・マーブル移住の理由を尋ねる。
相手の事は知らないが、こちらはそうだ。
ただし転勤したのは親なのだが。
おじさん呼びは失礼とは思わない。
その辺りは、若気の至り、と言った感じで。*]