そう、ババは魔女なんですよ。 善い魔女。 なんて、自分で言ってしまったわ、きゃあ。[魔女、という単語を自然と出した少女に正解を告げて、悪意がないと言いたいが為に自ら善良性をアピールしたことを恥じらって、老婆は皺だらけの頬をほんわり染めた。]