[ジャンク屋のトラック>>38に揺られる帰り道、店主の下品な冗談を流しながら街を見やる。
ブロックを移動するごとに風景は廃墟からマトモな建物に代わり、人波は増えてゆく。
交易の町、トループ。
黒い話は絶えないが、自分はこの場所がそれなりに好きだ。
トラックを愛機の傍に停車させ、事前に貸し切ってあった輸送コンテナ>>1:15に、購入したパーツをすべて並べる。
一旦細部の最終チェックを挟むものの、組み替えたり磨いたりするのはヴァルハラに帰ってからだ。
兎に角これにて商談終了。トループでの自分の買い物は全て終わった。
さて、食事も済んだことであるし、これからどうしようか。
通りをぶらつきながら適当に店の中を覗き込む傍ら、
隻腕のパワードスーツの老人とすれ違ったりして。**]