星狩りの国-暁の街-

21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して


曇硝子 スイッセス

――そして――

[数日後、私は借りた小さな部屋に居を構えていた。
就職先はすんなりと決まったし、新しい生活が始まる事となる。

新しい仕事はとある老人ホームでの給仕と清掃、老人たちの身の回りの世話だ。私の生活費をさっぴいた賃金はマイケルに送金される。

私の記憶は……そのまま、消されずに、在る。
あの後、マイケルは私にこう言ったのだ。

『お前の中に父さんがいるのなら、母さんも一緒にいさせてやらないと可哀想だ。だから、記憶の消去はしない。そのかわり今すぐこの家を出ていってくれ。

じゃないとまた、泣いたり怒ったりしてしまうから。』]

(57) CClemon 2024/06/04(Tue) 13:23:05

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