星狩りの国-暁の街-

26 ― 境界の先への手紙 ―


"トラッシュ" イオニス


 だから、私は油断していた。
 "此処"はきっと良いモノだと錯覚したのだ。


 けれどこれは良くも悪くも何物の意思の介在しない
 雨の事に関しては"たまたまそうだっただけ"であって
 結果的に住人の味方になったに過ぎないというだけのこと。


 "嵐"の種が燻っていることに
 この時の私には気付くことは出来なかった。
 

(58) 2024/09/27(Fri) 20:11:21

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