『こいつか…上層部に雇われた傭兵だな。 金のために働くと有名な…』[一緒にいた救助班は、若干やつに不信感をみせていた。そもそも、傭兵を助けたせいで自軍兵を助けられなかったことも多々ある救助班にとって、金のために戦う傭兵は気に食わないものなのだろう>>34]……こいつ、見捨てるんスか?[そう聞いた。助けるとはいうが歯切れは悪い。このまま機体を運んで、後衛まで…という話になったが、……それじゃ、間に合わない]