― 回想:PKと ―
君、今の自分が消えてなくなる事について
恐怖とか、そういうのって
あー…
[こめかみを抑える。]
余計だった、忘れてくれ
[>>46暴れられるのもそうだが、聞き分けが良すぎるのも困り物だ。何処か嚙み合わない会話に調子の狂いを感じると共に、会話の所々に痛々しさを覚えて僅かに目を背ける。
自分の事は二の次で、他者の事ばかり。何故?
何故も何も、彼はそういうモノだからだ。痛覚センサが無いと言った、鋼の身体に手を置く。>>47]
私が呼ばれたい名前か、ではアイリスと
[呼ばれる名は、型番かつ通称でもある花の名前を選んだ。]