[アタイは深々と頭を下げて] 妹のコト、サンシアの担当さんのツテに任せるよ。[そして顔を上げ、 戸惑いながらもサンシアを見つめ] ……思えば、初めてだな。 誰かに助けてって言ったり、頼ったり、 でも、信じて待つコトにするよ。 世の中には優しくて頼れる人がいるコト。 この船の人たちに教えてもらったから。[まだこの先の不安が完全に消えたワケではないが。 それでも肩の荷がおりたような、穏やかな顔で微笑んで見せる。**]