律儀だな。 でもそっか、約束守れて良かったじゃん。[その先輩が卒業後、花壇を見に来る機会などそうそうないだろうに。偉いな、とでもいうような称賛の響き含む声で言った。] いや、オレこそ……、 何か急に……寂しがりがうつったのかもしれない。 [推し留められて、少し面食らい、また腰を下ろす。]