大丈夫だよ、何の根拠もないけどさ。[沈黙は苦にならない。ただ、気弱な様子の目の前の三年生を見てるのは胸が騒めくのだ。この不安気ないきものがあまり心配されないなんてケンには不思議で仕方ない。] ふっ、何だそれ。 じゃあ、オレがあんたの買うから、 飯島さんはオレの買って。[>>56 結局財布の残額は変わらない微笑ましい申し出に。分かりやすい形で笑みが浮かぶ。ささやかなプレゼント交換について了承したものの、彼が落ち着くまで付き合おうか。**]