>>53 ラスティ
わっ…!むむ、そうか飴ちゃん!飴ちゃんの匂いだったのか!
[目を瞑って軽いチョップを受けてはチョップされた所を擦る。しかし直ぐに目の前に出された両手に興味が移り、目がキラキラと光る]
そうか……それなら僕は折角だし右の飴を頂こうか!
[フフン、と手を顎に添えて何処かカッコつけながら右の飴を選ぶ。差し出された飴を摘み口に放り込む]
んん…!?これは……!うだるような夏の暑さから救ってくれるようなひんやりとした冷たさに広がる果実のいい匂い……!そうか、君から香っていたのはこの飴だったのだね!
[うっとりとするような顔で自分の頬に手を添えては幸せそうに飴を噛み締めて]
こんな美味しい飴をくれるなんて君もとても優しい人なんだね!有難う!!
そういえば名前を名乗っていなかったな。僕はハチ!当て所もなく彷徨う旅人さ!