ー おめめさまぐるぐる おほしさまきらきら ー
[さて、コースターで思いっきり流星の気分を味わったラピスは、もっとちょうどいい感じにニンゲンサマを笑顔にできないかと考えながらトテトテ歩きます(もちろん、肩掛けカバンもプレゼントもしっかり持って!)
ここにいるニンゲンサマたちは、みんな幸せそうです
みんなたのしそうです。けど、どこか寂しそうに感じます。
何故でしょう。ラピスは思います。
楽しいのに、ポッカリとしているような…
そう、ちょうど…ラピスも感じていた、胸の穴を
みんなが、誰しもが持っているかのような。
そんな感覚。
たのしい。けど何かを探しているのです。みんな。
…ラピスは、ラピスもまた、なにか、
大事な何かが足りない感覚は残っています。
やりたいことや、やるべきことは分かるのに、
その対象となる尽くしたいその”ナニカ"が。
何故抜けてしまったのかすら、 ラピスには分からない]